ハイライフポーク from Canada

Quality

Production System

品種・飼料・加工へのこだわり

品種


おいしい豚肉を作るためには、「品種」「飼料」「加工」そして「環境」が重要です。

飼料


自社の栄養士や獣医士と協力して作り上げたのが独自飼料配合「ジャパン・プログラム」で、自然豊かな大地と水で育てられた大麦・小麦を中心に、コーンや大豆をバランス良く配合することで、柔らかく、あっさりとした口当たりのよい肉質の豚肉になるのです。

加工


最新設備を導入し、日本向け専用工場で徹底した規格、温度と菌数管理によって高品質な豚肉を安定して供給しています。

Why Reasonable?

安くて品質の高い秘密

ハイライフ社の養豚場があるエリアは高品質な麦の産地として有名。カナダ工場のある閑静な美しい町ニーパワは日本のパン用小麦の品種名にもなっているほど。

おいしい豚の脂を作る麦をベースに、独自飼料配合「ジャパン・プログラム」では、育成期間において9 段階にも配合を分け、あっさり甘みのある脂にしています。

養豚コストの大半は飼料


養豚コストの5~6 割は飼料にかかるもの。カナダは大麦・小麦を始め豚の飼料となる穀物の一大生産地で、日本に比べて安く手に入ります。

そのため、飼料の多くを輸入に頼る日本と比べて、ハイライフ社では手間暇をかけてもリーズナブルに生産できるのです。


Nature

自然と養豚

豊富な穀物


カナダは世界第2位という大きな国土面積を有しています。この肥沃で広大な土地を生かし、麦やトウモロコシといった穀物生産が非常に盛んです。

地元の穀物を使うことで、輸送コストを抑えるだけでなく、新鮮で良質な飼料を作ることが出来るのです。

豊富な水資源


豚を健康に育てるためには綺麗な水が必要です。カナダ・マニトバ州は豊富な水資源を誇っています。

安定した穀物生産を可能とする事に加え、氷河水とも呼ばれる多くのクリーンな水を飲み水として、臭みのない豚肉の生産に役立っています。

豚の飼育に適した気候


暑さに弱い豚の飼育をする上で、気候は非常に重要な要素です。マニトバ州は年間を通して気温や湿度が低く養豚に最適な環境といえます。また、気温や湿度が低いことは、病原菌の発生や感染症に対するリスクがきわめて低くなることも大きなポイントです。

Sustainability

環境へのこだわり

ハイライフでは会社の重要課題として環境・持続部門を経営陣直轄で設け、環境保全のためコンプライアンスの順守・循環型生産に向けた努力を行っています。

糞尿処理・活用

107か所(約400日分)の糞尿格納(ラグーン)を所有。自社の農学者達の指導で定期的な調査を実施し、適正に管理された糞尿は、穀物や牧草用に栄養価の高い肥料として再利用されています。

アニマルケア

ハイライフでは、一般的なアメリカ・カナダの養豚場より細分化した3サイト飼育を行っています。通常よりも短いサイクルで豚を移動させ、清掃の頻度を上げることで、清潔な環境で豚が健康的に育ちます。

豚はストレスに弱いため、ハイライフでは豚が自由に動き回れるように、充分なスペースの豚舎で育てています。移動時は坂道を下ることが苦手な豚の生態を考慮して、出来るだけ平らなところを移動させる等の細かな工夫もしています。

さらに、自社の獣医師たちが、農場を頻繁に訪問することで、健康な豚の飼育とともに、高いアニマルウェルフェアを実現しています。

2029年までに繁殖豚舎をグループハウジングへ完全移行予定です。

Integration

一貫生産のこだわり

安心・安全な豚肉を

お届けします

ハイライフの最大の特徴は、世界でも珍しい、品種開発から飼料配合、養豚、加工、物流までを自社でコントロールする「自社一貫生産」。

おいしさ、品質、安全にこだわり、すべての分野で連携・フィードバックし、全チームが一丸となって、日本向けの豚肉を生産しています。「自社一貫生産」によってハイライフでは、あらゆる工程で、細かな情報を把握。高いトレーサビリティを実現しています。

万が一問題があった時には、そのポイントを時系列でトレースすることが出来、原因の追求、問題の解決を短時間で行うことができるのです。


Taste & Trust

安心安全へのこだわり

飼育農場での安全性の

確保

ハイライフは獣医師の指導のもとスーパーバイザーが定期的に診察し、指導、豚の健康チェックを行っています。

また、CQAというカナダの国家基準を順守するとともに、それよりも厳しい独自のプログラムとバイオセキュリティ対策、動物愛護の対応を行っています。

豚舎内も温度や湿度、空気循環などを精密に管理し、出入りは規定の服とブーツを着用した作業員、獣医など最低限の人員に限定されており、安全性を確保しています。


ラクトパミン(成長促進添加物)不使用

ラクトパミンは、増体重、飼料効率や赤身肉割合の向上を可能にする畜産薬剤です。

価格競争のために使用している養豚場もありますが、肉質が固くなることを避ける為、ハイライフでは一切使用しておりません。


安心な食肉加工工場で

生産

ハイライフ ニーパワ工場は、国際的な衛生管理の手法であるHACCP認証、そして2022年には「食品安全」に関する最高峰の認証の一つであるSQF(=Safe Quality Food)を取得。工場には日本人が常駐して品質を管理しているだけでなく、カナダ食品検査庁(CFIA)検査員、政府、第三者機関の検査を定期的に受け、豚肉の安全性と衛生の検証を行っています。加えて、日本からも定期的に検査員を派遣し商品の品質、安全管理を徹底し、日本の皆さまに向けた安心安全へとつなげています。