ハイライフポーク from Canada
Quality
Production System
品種・飼料・加工へのこだわり
品種
おいしい豚肉を作るためには、「品種」「飼料」「加工」そして「環境」が重要です。
飼料
自社の栄養士や獣医士と協力して作り上げたのが独自飼料配合「ジャパン・プログラム」で、自然豊かな大地と水で育てられた大麦・小麦を中心に、コーンや大豆をバランス良く配合することで、柔らかく、あっさりとした口当たりのよい肉質の豚肉になるのです。
加工
北米最精鋭設備を導入し、対日向け専用工場で徹底した規格、温度と菌数管理によって高品質な豚肉を安定して供給しています。
Why Reasonable?
安くて品質の高い秘密
ハイライフ社の養豚場があるエリアは高品質な麦の産地として有名。カナダ工場のある閑静な美しい町ニーパワは日本のパン用小麦の品種名にもなっているほど。
おいしい豚の脂を作る麦をベースに、独自飼料配合「ジャパン・プログラム」では、育成期間において10 段階にも配合を分け、あっさり甘みのある脂にしています。
養豚コストの約6割は飼料
養豚コストの約6 割は飼料にかかるもの。北米は大麦・小麦を始め豚の飼料となる穀物の一大生産地で、日本に比べて安く手に入ります。
そのため、飼料の多くを輸入に頼る日本と比べて、ハイライフ社では手間暇をかけてもリーズナブルに生産できるのです。
参照:「Guidelines for Estimating Swine Farrow-Finish Costs in Manitoba(2016年)」および「畜産物生産費調査(農林水産省)(2016年)」
Nature
自然と養豚
豊富な穀物
カナダは世界第2位、アメリカは世界第3位とい大きな国土面積を有しています。この肥沃で広大な土地を生かし、麦やトウモロコシといった穀物生産が非常に盛んです。
地元の穀物を使うことで、輸送コストを抑えるだけでなく、新鮮で良質な飼料を作ることが出来るのです。
豊富な水資源
豚を健康に育てるためには綺麗な水が必要です。カナダ・マニトバ州、アメリカ・ミネスタ州は豊富な水資源を誇っています。
安定した穀物生産を可能とする事に加え、氷河水とも呼ばれる多くのクリーンな水を飲み水として、臭みのない豚肉の生産に役立っています。
豚の飼育に適した気候
暑さに弱い豚の飼育をする上で、気候は非常に重要な要素です。マニトバ州、ミネソタ州は年間を通して気温や湿度が低く養豚に最適な環境といえます。また、気温や湿度が低いことは、病原菌の発生や感染症に対するリスクがきわめて低くなることも大きなポイントです。
Sustainability
環境へのこだわり
ハイライフは美しい自然を大切にし、持続可能な社会のため、廃棄物等の低減を積極的に行っています。例えば、広大な土地を活用し、自社養豚場に隣接する形でラグーン(貯留槽)を採用。排泄物を肥料化し、牛が食べる牧草生産にも役立てています。
そのほか、町と協力してハイライフで排水処理施設を新たに建設。加工場で出る排水を真水に処理し、トラックの洗浄や冷房設備などの放水に再利用しています。
アニマルケア - Animal care -
ハイライフでは、一般的なアメリカ・カナダの養豚場より細分化した3サイト飼育を行っています。通常よりも短いサイクルで豚を移動させ、清掃の頻度を上げることで、清潔な環境で豚が健康的に育ちます。
豚はストレスに弱いため、ハイライフでは豚が自由に動き回れるように、充分なスペースの豚舎で育てています。移動時は坂道を下ることが苦手な豚の生態を考慮して、出来るだけ平らなところを移動させる等の細かな工夫もしています。
さらに、自社の獣医師たちが、農場を頻繁に訪問することで、健康な豚の飼育とともに、高いアニマルウェルフェアを実現しています。
Integration
一貫生産のこだわり
安心・安全な豚肉を
お届けします
ハイライフの最大の特徴は、世界でも珍しい、品種開発から飼料配合、養豚、加工、物流までを自社でコントロールする「一貫生産」。
おいしさ、品質、安全にこだわり、すべての分野で連携・フィードバックし、全チームが同じ方向を向いて日本向けの豚肉を提供しています。「自社一元管理」によってハイライフでは、あらゆる工程で、細かな情報を把握。高いトレーサビリティを実現しています。
万が一問題があった時には、そのポイントを時系列でトレースすることが出来、原因の追求、問題の解決を短時間で行うことができるのです。肉の規格・締りを良くすることで、スライス加工の際の歩留まりが国産豚肉より10%※ 近く良いため、量販店・プロセスセンターでのコスト削減に貢献します。
※しゃぶしゃぶカットをした場合
物流について
ハイライフポークは、徹底した温度管理の中で真空包装の後、丁寧に箱に梱包されます。その後、コンテナでトラック・船で運ばれ日本へ送り届けられます。
賞味期限は50日以上※。北米から約20日で日本に到着し、チルド(0℃帯)の状態のまま全国のスーパーまで送り届けられます。優れたコールドチェーンにより冷凍することなく、生活者まで新鮮な状態でご提供することが出来ます。
※ロース、バラ、ヒレは55日(2020年4月現在)
加えて、適切な包装と温度管理によって輸送期間のウェットエイジング効果もあり、やわらかく、うま味成分が増した豚肉になります。
Taste & Trust
安心安全へのこだわり
飼育農場での安全性の
確保
ハイライフは獣医師の指導のもとスーパーバイザーが定期的に診察し、指導、豚の健康チェックを行っています。
また、CQAというカナダの国家基準を順守するとともに、それよりも厳しい独自のプログラムとバイオセキュリティ対策、動物愛護の対応を行っています。
豚舎内も温度や湿度、空気循環などを精密に管理し、出入りは規定の服とブーツを着用した作業員、獣医など最低限の人員に限定されており、安全性を確保しています。
飼料管理の徹底
ハイライフでは、豚に与える飼料を原料の段階から品質を細かにチェック。
穀物原料は受け入れ時に100%専任の検査員が品質検査・確認し、品質ターゲットに入らない穀物は受け取りをせず、使用しておりません。
ラクトパミン不使用
ラクトパミンは、増体重、飼料効率や赤身肉割合の向上を可能にする畜産薬剤です。
価格競争のために使用している養豚場もありますが、肉質が固くなることを避ける為、ハイライフでは一切使用しておりません。
安心な食肉加工工場で
生産
ハイライフの加工工場は、国際的な衛生管理の手法であるHACCPの認証を受けており、工場には日本人も常駐して品質管理をしています。
カナダ食品検査庁(CFIA)の検査員、米国農務省(USDA)の検査員も常駐し、政府、第三者機関の検査を定期的に受け、豚肉の安全性と衛生の検証を行っています。
加えて、日本からも定期的に監査員を派遣しお客様の品質、安全管理を実施し、日本の皆様に向けた安心安全へと繋げています。